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御由緒・沿革

 

  明治四十年、当時の有玉村は世帯数三百八十戸あり、地域内には郷社神明宮を初めとして村社、無格社合わせて十二社があり、そのうち村全体で祭典を行う神社が三社、小部落で行う神社が九社あった。神社の多くは境内、社殿共に狭く神社の尊厳を保持しがたく、加えて祭典の繁雑さを訴える世論が台頭してきたので関係者協議の結果、一村一社に合併し、宏荘・尊厳なる社殿を建築して氏子の信仰と社会教化の中心にしようとして、明治四十年九月十日、郷社神明宮を八幡宮境内に移転し併せて十一社を合祀し、郷社有玉神社と称することにした。新社殿は大正二年完成し、同年九月十日に御遷宮された。昭和二十七年八月二十日宗教法人有玉神社の認証を受け、静岡県神社等級規定により六等級神社と承認された。

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